ネットショップ運営に必要なセキュリティ対策とは?

【目次】

 ネットショップ運営に必要なセキュリティ対策とは?
  ~ 間違うと大きな損害になる可能性が ~

  ■ WEBサイトのセキュリティー対策はできてますか?
  ■ WEBサーバーの脆弱性(ぜいじゃくせい)対策は?
  ■ 自作・オープンソースプログラムのセキュリティ対策は?

  今回はネット・セキュリティについて話を進めてみたいと思います。

  あまり深刻にならずに、目を通してみてくださいね。

  もしかしたら、心当たりがあるかも・・・?!

■ WEBサイトのセキュリティー対策はできてますか?


  有名サイトで個人情報を漏洩した! 

  というニュースをよく聞きます。

  そのような事件をおこしては、信用問題になり、お客さんも離れて
  しまいかねなません。

  ネットショップ運営の場合、個人情報流出は、会社存続に関わる大
  きな損害にもなりかねないので、是非とも気をつけたいところです。

  では、WEBサイトを運営する側として、どんな事に気をつけた方
  がいいでしょか?

■ WEBサーバーの脆弱性(ぜいじゃくせい)対策は?


  ネットショップ運営では、サーバーを直接管理することは少ないと
  思います。モールやレンタルサーバーを使用すると思います。

  ここでは、3つのサーバータイプで説明してみます。


  【A.大手モールの場合】

   大手モールの場合は比較的安全ではないかと思います。資金をセ
   キュリティ対策に使えるので、それなりの対策が施されている様
   です。

   セキュリティ上の課題などの理由で、Javascriptが使用できない
   など逆に利便性に課題もありますが。


  【B.レンタルショッピングカートの場合】

   レンタルショッピングカート(ASP)などは、会社の運営状態
   にもよるので、しっかりした所を選んだ方がいいと思います。導
   入実績だけで安心できるものではないので、慎重に選びましょう。


  【C.レンタルサーバの場合】

   格安の知名度の低いレンタルサーバなどは、設定に不備があった
   りする場合もあるので注意が必要です。攻撃する側としては、一
   番楽に、攻撃できるので格好の狙い目になります。

   実際そういうサイトは、狙い目サイトとして、ハッカーサイトに
   公開されたりもします。しっかりした管理体制のあるレンタルサ
   ーバー会社を選びましょう。

■ 自作・オープンソースプログラムのセキュリティ対策は?


  ブログ、SNSなどのオープンソースプログラムは皆さん、よく使
  われてるのではないでしょうか。

  オープンソースで、ブログ、SNSを公開している場合は、セキュ
  リティーアップデート情報には、注意が必要です。一度、セキュリ
  ティーホールが見つかると、どんどん狙われる可能性があります。

  最近でもオープンソースのブログで、管理の重要な内容が表示され
  るなど、不具合が報告されています。

  セキュリティ情報にはよく目を通しましょう。

  自作プログラムは、注意が必要です。

  最近のWEB攻撃は巧妙なので、よくよくセキュリティ設計を考慮
  したWEBサイト開発が必要です。

  データベースと連動したサイトの場合は、入力項目のチェックは厳
  重にチェックする必要があります。例えば、ある項目に特殊なコマ
  ンド文を入力して、送信するとデータベースの情報を全て表示させ
  る事ができることもあります。

  問合せフォームでも、その問合せ記録をテキストでサーバーに置い
  ている場合(ログなど)、簡単に見つけられることもあります。
  サーバーに置く必要のないファイルは、置かないようにしましょう。


  いずれも自動で巡回してくる可能性があるので、なるべく早くセキ
  ュリティ対策が必要です。


  ※セキュリティーホールとは?
   システムの設計ミス・バグなどで発生した、セキュリティ的な弱点。